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天竜川流域エリア 2024.06.06

天竜春野てんこもり自転車旅

船明ダム運動公園を出発し、「天狗の里」春野町をめぐる自転車旅をご紹介します。情報満載てんこもりです。

春野町は秋葉山麓の自然豊かな街です。秋葉山は山岳信仰の霊山で、山間で修業を積む人々の姿から数々の天狗伝説が生まれ、天狗の里と呼ばれるようになりました。

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船明ダム運動公園~春野めぐり~秋葉ダム · Ride with GPS

天竜コースの出発点はやっぱり、船明ダム運動公園が便利で良い。準備万端152号を南下してスタートし、山東交差点を左折、362号へ春野方面に進路をとる。

最初に出会う道の駅が「いっぷく処横川」。地元の原木椎茸を使った農産加工品やグルメが揃っている。めん処横川も人気。まだ、お昼前だし、でも口寂しいし、思わず「しいたけソフトクリーム」を。そんなに椎茸椎茸してなくて、素朴な風味。旨いよ。

 

進路を引き続き北に。若身橋を右折し、「春野いきいき天狗村」に立ち寄った。お土産処「くまの親子」では、特産品の春野茶を直売。ここの生クリームどら焼きが人気。さっき、アイスクリームを食べたばかりなのに、これからカロリー使うんだからって言い訳して、緑茶と粒あんの生クリームどら焼きを買いました。

若身橋まで戻って気田川の清流を眺めながら北上。気持ちいい。

そして春野文化センターへ。でっかい天狗の面がお出迎え。縦8m、横6m、鼻の長さ4mの大天狗面。天狗の里「春野町」のシンボルだ。たぶん、誰もがここで記念撮影だろうな。

実はココ。宝塚ファン垂涎の施設がある。「白井鐵造記念館」。宝塚歌劇団の演出家で元理事長、宝塚レビューの第一人者である白井鐵造氏は1900年春野町の生まれ(1983年没)。「スミレの花、咲くころ~♪」は春野町が舞台。白井さんの遺品は春野町に寄贈され、1987年にその功績をたたえ記念館が開館しました。(9時~17時無料拝観 月曜休館)建立の碑には、宝塚歌劇団のスターの名前が刻まれています。

天狗面をあとにして、宮川橋を渡る。橋のたもとには天狗が(天狗の里「春野町」です)。

ふたたび気田川を眺めながら北上し、しばらく行くと「藤ノ瀬ホタル公園」入口の右折看板がある。気田川の清流のせせらぎが聞こえるのどかな公園。6月にはホタルが飛び交う。トイレがきれいに整備されているから、安心してトイレタイム。しばし、休憩です。

来た道を戻り、春野ふれあい公園方面に右折。「秋葉神社の下社」へ是非立寄ってもらいたい。下社は秋葉山の南東麓に配置され、秋葉杉と静寂に包まれています。「黄金の幸福の鳥居」のある華やかな上社と違い、神さびた雰囲気をもつ神社です。火打石を用いた「切り火」でのこりの道中の安全をお祈りしました。

 

さて、ここからが286号を走る孤独な自転車道(ちゃんと車道です)。本当にこの道で正しいのかなって心配になる。天竜杉林のくねくね道をひたすら行く。枯れ枝や、石ころには気をつけて。結構長い道のりだった。

そして、着いたー!秋葉ダムだ。なかなか雄大だ。桜の季節に来たいものだ。しばし、人間と自然の闘いの場に立つ。秋葉ダムには工事の中で亡くなった方の慰霊碑がある。昭和33年だ。合掌。

帰路は、285号で迂回し、やがて152号に合流。そのあとは迷うことなく南下し、道の駅「相津花桃の里」へ。そして、夢のかけ橋を渡って、伊砂橋を通り、船明ダム運動公園に到着。天竜川がダム湖による豊富な水量を誇る一方、春野町を流れる気田川の清流と囲む山々の姿には、日本の田園原風景が見える。約72㎞の自転車旅でした。