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舘山寺地域散策~ぐるっと庄内湖
梅雨入り前の快晴の日。弁天島でミニベロE-bikeを借りて、舘山寺地域を散策。ぐるっと庄内湖を巡る自転車旅をしてきました。ハマイチルートからちょっと外れたなかに、地域の発見をしてみるのはいかがですか。
↓↓↓↓Ride with GPSはコチラ
弁天島の船着場を抜けて、中之島大橋を渡る。たきや漁の筏が浮かんでいるのが見える。遠くの方にガーデンパークのタワーが見え、左右に広がる浜名湖の景観は最高だ。
中之島大橋を渡り、ガーデンパークの前を通り、村櫛海岸へ向かう。村櫛の突端には「はまなこみんなのカフェ」。村櫛ビーチ店は火水休みで開店している(インスタで最新情報を確認しよう)。今度絶対に立寄ろう。
ここから浜名湖周遊自転車へ。昨年6月の台風以降通行止めになっていた「村櫛~庄内」が開通しました。おー、崩落した壁面がきれいに修復されている。以前よりも道幅が広がったように思えるのは気のせいかな。まあ、とにかく風が気持ちいい。波も穏やかで澄んでる。
そして、こんなオシャレなキャンプ施設もある。「hamanako camp field Asoviva」。ここは浜松・浜名湖だいすきネットで取材しています。真っ白なコンテナハウス、真っ白なテント、目の前に広がる浜名湖。こんな空間ですごす時間はきっとゆっくりと過ぎるんだろうな。
取材記事はコチラ→浜名湖を一望!絶景が楽しめる静かなキャンプ場|hamanako camp field Asoviva |
左に浜名湖を眺めながら自転車道を行く。舘山寺温泉のビーチに到着し、しぶき橋へ。門前通りには、レンタサイクルや飲食スペースなどの「浜名湖Engine」、バイクライダーが集う「KUSHITANI CAFE」もある。
せっかく、舘山寺温泉まで来たら、ちゃんと観光しよう。自転車で通り過ぎるだけなんてもったいない。
自転車を石段の前に置いて、愛宕神社(あたごじんじゃ)、秋葉山舘山寺にお参りし、遊歩道を散策して観音様、穴大師を拝み、展望台から高速道路が走る浜名湖を見下ろした。
愛宕神社は、727年(奈良時代)にはすでにこの地域に鎮座されていたそうな。明治以降には、財宝の神・幸運の神・厄除の神・子育の神・海の神・山の神を合祀しているんだって。
舘山寺は、810年(平安時代)に弘法大師が当地に訪れて開創されたとのこと。源頼朝による再建とか、徳川家康からの庇護だとか、歴史あるお寺なんだな。境内には子育て観音や縁結び地蔵尊が祀られていた。
散策のあとは自転車道を走りながら舘山寺温泉をあとにする。フラワーパークは6月16日まで花博2024が開催されていた。花博が終わっても、花を愛でる気持ちは変わるものじゃない。フラワーパークですごす時間もいいと思う。
しばらく走ると、左手に曽許乃御立神社(そこのみたてじんじゃ)への参道がある。こんもりした森を抜けて石段を上ると、なんとも立派な神社が。御祭神は武甕槌命(たけみやづちのみこと)で767年に創建されたとのこと。地元の方は「お鹿島様」と呼んでいる。常陸の国の鹿島神社の大神様が奈良春日大社へ向かう道中でこの地で休憩なさったという由来。知らないことはいっぱいある。地域の歴史をたどるのも面白い。
オイスカ高校を過ぎ、細江舞阪線を右折し、湖東中学校の激坂を上り、伊佐見小学校を更に進んで庄内湖に出た。
はまゆうマリーナにはたくさんのクルーズボートが停泊中。ランチは沖縄カフェ果報(カフー)に立ち寄った。ここは「浜名湖わんこ旅認定施設」。わんちゃんと一緒にすごせます。そうきそばのお肉はトロトロでうまかった。暑くてかき氷も注文。コーヒーぜんざいをいただきました。ブラックコーヒーとあんことミルクがけです。
庄内湖畔は波も穏やか。静かな海風が心地よい。主要道路から外れて、湖岸の脇道に入った。砂利道だが、庄内湖が見渡せるいいロケーションだ。遠くにガーデンパークのタワーがみえる。
この景色を一望できるカフェが麦カフェ。この日は休業日だったが、今度、寄ってみたいな。
細江舞阪線の庄内湖岸近くには、飲食店やカフェが結構あるから、自分のお気に入りを見つけるのもいい。
再び、細江舞阪線にもどり、舞阪へ向かいます。右手にグランドメルキュール浜名湖リゾート&スパを見ながら、雄踏総合公園交差点を右折。雄踏大橋を渡って弁天島に到着。
今回は、通行止めが解除された舘山寺村櫛・庄内間の自転車周遊道を走り、舘山寺温泉へ。浜名湖東岸の景観の良さもさることながら、地域の歴史文化に触れるのもいいですよ。普段あまり紹介されない庄内湖畔へのサイクリングも走ってみると、新しい魅力を感じられます。ハマイチルートをちょっと外れての約32㎞の自転車旅でした。