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【開催レポート】4/27(日)ヘリちゃり!第二弾 銅鐸と古墳でたどる井の国の古代
4月27日(日)『銅鐸と古墳でたどる井の国の古代』が行われました。
この日は4月にしては日差しが強く、大変暑い日でしたが、県内外から12名の参加者が集まり、細江・気賀エリアの古代歴史探訪へ行ってきました。
地域遺産を専門家とのガイドサイクリングで紹介する「ヘリちゃり!」
浜松・浜名湖エリアには、歴史・文化・自然の多くの地域ならではの「地域遺産」がある。
歴史ガイド役は、浜松市博物館の鈴木館長がつとめ一緒に自転車で走ってくれる。
現在までにヘリちゃり!は2回実施しているが毎回館長の「詳しすぎる説明・解説」がサイクリストから普段自転車に乗り慣れていないライト層まで
多くの方に人気を博している。
銅鐸と古墳でたどる井の国の古代
2回目となる今回は、井伊家ゆかりの地域として有名な井の国地域の【古代】の地域遺産をめぐりました。
最初に訪れたのが、縄文時代晩期から古墳時代にかけての集落跡を含めた複合遺跡である『岡の平遺跡』。
一瞬、ここが遺跡?!となる田んぼの真ん中にぽつりとある遺跡看板。
ガイドを聴いていくと、なぜスタートがここだったのか腑に落ちる今回のストーリーの重大地点でもありました。
実物は東京国立博物館所蔵の悪ヶ谷銅鐸の出土地を経由して、『どうたく公園』へ
銅鐸の多くが谷で発見されており、まだ未開拓な谷があると聞き、ロマンが広がります。
急坂を上り、平野をひたすら自転車をこいで訪れたのが、今回の絶景スポットである『陣座ヶ谷古墳』へ。
当時の権力者がなぜこの高台を選び、古墳をつくらせたのかわかるような集落を見渡すことのできる位置にありました。
行ってみないとわからない
坂を下り、都田川を越えて『姫街道と銅鐸博物館』。
こちらでは地元カフェのベーグルをいただきながら、つかの間の休憩。
これまでたどってきた道のりや銅鐸を博物館で解説いただきました。
旧軽便鉄道の道のりをたどりながら、『天白磐座遺跡』へ伺いました。井伊神社の中に鎮座する巨石。
浜松市遺産センターへもどり、希望者のみに遺産センターの展示のご説明をして約18㎞の自転車旅を終えました。
半日かけてゆっくりと地域の歴史を巡るサイクリング。自転車だからこそできる旅。
浜松・浜名湖エリアへの愛着をうむ新たなコンテンツに今後もご期待ください。